スペインのアーティストやバンドのCD・レコードを、日本でも買えるものに絞って紹介します!
APPLE MUSICやspotify、Amazon Musicなどで検索すれば、すぐに世界中のアーティストの曲を聞ける現代。
しかし、音楽はCDやレコードで聞きたい、ものとして作品を保有したいという人がまだまだ多いのがこの日本という国です。(私もそうです。)
というわけで、こちらはスペインのアーティストのCDやレコードを買いたい人、日本のメディアではあまり紹介されない音楽を聴きたいマニアックな人向けの記事です。
ここで紹介するアーティストのジャンルはロック・インディ・オルタナティブに限ります。
フラメンコとかスパニッシュギターのCDは多分日本でも買えると思うのですが、その辺りは全く分からないので、全く触れません。
また、チャートの上位に来るようなポップス系のアーティスト、他にはメタルなども私が全く分からないジャンルのため、除外しています。
要は私がちゃんと知っているジャンルです。
作品を購入できるリンクはAmazon、楽天、Yahooショッピング、タワレコが基本で、その他日本のレーベルから直接買える場合などもあります。
必ずしも各サイトに商品や在庫があるわけではありません。
Amazon、楽天、Yahooショッピングでは中古品の販売もあります。Yahooショッピングにはdisk unionが出店しているので、思わぬ掘り出し物があるかもしれません。
また、タワーレコードで商品が掲載されているものの一応取り寄せができる商品がありますが、本当に取り寄せてくれるのかは個人的に疑問です笑。
気になる作品があったら視聴してみましょう。
日本で買えるスペインのCD・レコード一覧
Aias
バルセロナのローファイガレージポップバンド。VIVIAN GIRLSやDUM DUM GIRLS、BEST COASTなどが好きな人是非どうぞ!2010年10月に来日経験もあり。
Anni B Sweet
マラガ生まれのシンガーソングライター。デビューからずっと英語詩でしたが、4作目ではスペイン語で歌っています。個人的には断然スペイン語の方がいいと思います。2011年に来日しました。1stアルバム『Start, Restart, Undo』の日本盤は日本限定のアートワークを使用しています。
Band À Part
バン〇パではありません。Band À Partですよ!渋谷系のかわいい音を奏でます。スペインを代表するポップレーベル、Elefant Records所属。2015年に来日し、カジヒデキと共演しました。
Belako
バスクのめちゃかっこいいバンドです!2017年9月に来日経験あり。中止にはなりましたが2020年READING & LEEDSフェスのメインステージ出演など、他国でも評価・知名度がうなぎ上りです。
タワレコでは一応取り扱いがあり「お取り寄せ」となっていますが、本当に取り寄せられるかは疑問です…。
Berri Txarrak
バンド名はBad Newsという意味。バスク語で歌うバンドです。2008年のフジロックを含め何度か来日経験もあり、2019年にも解散ツアーで日本を訪れました。
Boat Beam
2010年にSounds From Spainというショーケースイベントで来日。現在は活動していないようです。fastcut recordsから日本盤CDが出ています。
Champagne
[フランスシャンパーニュ地方の原産地名称が日本で保護されていることから改名したバンド]もいますが、こちらは改名していないChampagneです。スペインでは問題ないのか、有名ではないから問題にならないのか。
パワーポップ専門店、THISTIME RECORDSでお求めください。
http://thistimerecords.shop-pro.jp/?pid=23077259
Chinese Christmas Cards
タワーレコード限定です。日本でもそこそこ有名なレーベル、MUSHROOM PILLOWから。ボーナストラックのAll I Want For Christmas Is Youのカバーもナイス!
Cristina Quesada
1stアルバムの日本盤には日本語曲のカバーもあります!ウクレレのほんわかサウンドから、2ndアルバムではシンセポップにガラリと作風を変えました。
Crystal Fighters
バスクとイギリスで結成。チャラパルタというバスクの楽器を使ったエレクトロ・ダンスサウンドが特徴。スペインのフェスではすっかりヘッドライナーの常連で、すっかり大物になりました。
Delorean
2019年に解散したエレクトロバンド。2010、2013年に来日。Hostess Club Weekenderにも出ましたね。初期のディスコパンクから作風を変えたEP『Ayrton Senna』が話題となり、続くアルバム『Subiza』で世界的にもブレイク。
Esne Beltza
フェルミン・ムグルサのバックバンドグループ。ソウル、スカ、レゲエ、ファンクなどが混在したサウンド。2018年にフジロック出演。
Fermin Muguruza
2001年、2004年、2007年、2013年となんと4回もフジロック出演経歴があります!バスクのバンドは結構フジロックに出ています。予備知識なくても楽しめます。
Hinds
現在世界的に最も有名と思われるスペインのバンド。一方本国スペインではそこまで超人気というわけではないのです。日本にも既に3回来日しています。
Hola A Todo El Mundo(HATEM)
HATEMと表記されていますがHola A Todo El Mundo(※英語でHello To All The World)のことです。シンセサイザーを生かしたオルタナティブロック。日本盤も発売された2nd「Ultraviolet Catastrophe」は本当にいいアルバムなのでおすすめです。アルバムとして聞いてほしい1枚。
Klein
タワーレコード限定です。4曲目の”Thread Over It”はスペインの人気シューズブランド、CAMPERのプロモーションにも使用されました。
La Bien Querida
ソフトなヴォーカルが特徴のシンガーソングライター。アコースティック主体の曲が多いですが、近年はエレクトロや打ち込みも多用し多種多様に。Elefant Records所属。
La Casa Azul
ハッピーでアップテンポな曲を聞きたければElefant Recordsを代表するこのアーティスト。エレクトロ渋谷系なら何でもお任せあれ。頭を空っぽにして楽しくなりましょう!
La Habitacion Roja
一応タワレコで商品はありますが実際に取り寄せて買えるかは不明です…2020年に25周年を迎えるベテランギターロックバンド。
https://tower.jp/artist/3523638/La-Habitacion-Roja
La Pegatina
バルセロナのミクスチャーバンド。こういう楽しくなる系のアーティストは朝霧JAMでも当然のごとく盛り上がります。
Linda Mirada
一言でまとめるとシンセポップだけど、80年代風の音、ロック、チルウェイブ、ディスコ、ラテンなどの複数の要素が混ざり合い傑作が出来ました。
Los Autonautas
キラキラパワーポップです。これこれ、こういう普遍的でポップなメロディがいいの!
Los Bonsáis
まず名前が最高です。
Lost Tapes
Wild Nothing級のドリームポップ。アルバム『Let’s Get Lost』日本盤はタワーレコード限定販売です。おなじみのMUSHROOM PILLOW。
Melenas
ジャガジャガしたローファイポップ聞きたいな~と思ったらこれでしょう。
Mourn
日本のtricotにも通ずるスリリングな曲調や女性ヴォーカルのハーモニーが魅力のバンド。ポストパンクサウンドが超絶かっこいい。アルバムは30分くらいでテンポよく進みます。レーベルはCaptured Tracks。
Niza
ささやくような高音スパニッシュポップ。アコースティックサウンドが優しく響きます。もちろんElefant Records。
Pajaro Sunrise
オーガニックなサウンドのシンガーソングライター、Yuri Mendezのプロジェクト。2009、2011年に来日しました。大阪のFLAKE RECORDSから日本盤が出ています。
Polock
バレンシアの3人組バンド。デビュー時は5人でしたが今は3人に。2011年にSounds From Spainで来日。昔はスペインのフェニックスなんて呼ばれ方もしました。ずっと英語詩でしたが2020年に出た4作目の『Romance』では初めてスペイン語で歌っています。
The Right Ons
大阪のFLAKE RECORDSから日本盤が出ています。2010年と2014年に来日。4枚目のアルバム「Volcán」ではスペイン語で歌っています。2014年にライブ見ましたが、ゴリゴリのロックサウンドが音源に比べてグルーヴマシマシで、日本人にはなかなか出せない味がありました。
Russian Red
本名Lourdes Hernández、マドリード出身のシンガーソングライター。単独公演やSummer Sonicなどで何度か来日しています。2ndの『Fuerteventura』はトニー・ドゥーガンプロデュース、そしてBelle & Sebastianのメンバーが参加しています。楽天とYahooで検索すると口紅がいっぱい出てきまが、その色がアーティスト名の由来です。
Sr. Chinarro
タワレコで一応商品掲載ありますが実際に買えるかは不明です…。
Triangulo de Amor Bizarro
こちらも一応タワレコで売られていますが実際に買えるかは不明です…。
バンド名はNew Orderのあの曲から。個人的に大好きなバンドの一つで、常に最新作で一番いいものを作ってきます。オルタナ・シューゲイズ・ポストパンク好きに是非!所属レーベルはMUSHROOM PILLOWです。
Txarango
2015年にフジロック出演。レゲエ、ラテン、サルサなど様々なサウンドを詰め込んだアゲアゲ系。
Viva Belgrado
コルドバのポストハードコア・バンド。
最新作からはマスロック・ポストロックの要素も感じられ、作風もポップ寄りで激しすぎるのが苦手な人でも聞きやすい。そしてトラックリストにはいくつか日本語が並んでいます。
Tokyo Jupiter Recordsから日本盤が出ています。
https://jstore.tokyojupiterrecords.com/search?q=viva+belgrado
Wild Honey
ポップでフォーキーなシンガーソングライター。Beach Boysのアルバム、オーストラリアのバンドと同名なので探しにくいです。STEREOLABのTim Ganeが2ndをプロデュース。来日経験あり。FLAKE RECORDSから日本盤が出ています。
Wilhelm (Wilhelm And The Dancing Animals)
パンプローナ出身の男女ボーカルの掛け合いが魅力なバンド。Wilhelm名義の『How High Lily?』はタワーレコード限定販売です。
Yawners
DINOSAUR JR.やWEEZER、NIRVANAに例えられていますが、この3つのバンドのいいとこどりをした結果バケモノが出来上がりました。いや~最高。日本盤はinpartmaintから出ています。
最後に
アーティストや作品によってアマゾンだけで取り扱っていたり、タワレコだけで取り扱っていたり、様々ですね。
タワーレコードでは時々スペインのアーティストがタワレコメンに選ばれたり(PolockやYawnersなど)、タワーレコード限定で日本盤CD(Chinese Christmas CardsやLost Tapesなど)が出ることもあります。
レーベルで見てみるとElefant RecordsとMushroom Pillowのアーティストの作品は日本でも買えるものがそこそこ見つかります。
意外と楽天でも結構買えることに驚きました。
この記事を読んだで気になるアーティストがいたらネットで試聴し、購入を検討してみて下さい!
お読みいただきありがとうございました!
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