日本に帰国すると、空港でPCR検査を受け、14日間の待機・外出自粛を要請されます。
成田空港に到着した後はどうなるのか、厚生労働省は情報を出していないわけではないのですが、大まかな流れしか記載がなく、詳しいこと、細かいことは謎でした。
そこで、帰国後はどのような手順でPCR検査をしたのか、体験を記録に残します。
これから帰国する人の参考に少しでもなればと思います。
成田空港までの道のりは↓この記事↓を参考にしてください。
成田空港に到着しすぐにPCR検査
スペインのマドリードからカタール航空を利用し、成田国際空港に到着。
私が利用した便では、成田空港に到着したらまず、乗客が国籍で分けられました。
- 日本人
- パキスタン人
- その他
他の便や航空会社ではどうなっているか分かりません。
乗客が完全に振り分けられてから、職員に連れられて空港内の検疫所へ向かいます。歩いてすぐのところにあります。
パイプ椅子に座って順番を待ち、機内で配布されたアンケート用紙にまだ記入していない人はこの時間で記入します。
座っているパイプ椅子の背もたれにはQRコード付きの貼り紙がありました。
読み取るとPCR検査のやり方を動画で見られるとのことで、前の席の人の背もたれにあるコードを読み取ったら、厚生労働省のYouTube動画に飛びました。
私が見た時は再生回数がたったの40回ほど。なぜこんなに少ないかというと、
①空港に着いてからすぐにWi-Fiに接続などで通信環境を得て②QRコードを読み取る、という作業が必要なので、そりゃなかなか見られないと思います。
そしてなぜかは分かりませんが、この動画は限定公開です。一般公開にできない理由が何かあるのでしょうか?
7月29日以降は方法が変わり、唾液検査となりました。
この動画は一般公開されていますね。
検温
帰国者は椅子に座ったまま、スタッフが一人一人の体温を測りに行きます。
おでこに機械を向けて、非接触で測るタイプの体温計です。
そして体温は機内で渡された用紙に記入されます。
え…???
37.4℃…?????
高い。
…少し熱がこもってますかね。
そうですね。フェイスシールドでおでこが前髪にずっと覆われていたので…
フェイスシールドのゴムが前髪をおでこにずっと張り付かせていたので、少し高くなっていたとは思いいます。
でも普通はそれだけで37度を超えたりしませんよね。もしそうだったらみんな高くなってるはず。
長時間のフライトで疲れているのは確かですが、でもなんとなく体調がよくないような…
あれ?これやばいんじゃ?
…まあこれから検査することだし、結果が全てだ。
次です。
順番が来て呼ばれたら前方へ進み、聞き取り調査と書類の確認です。
ちなみに撮影禁止なので、空港の様子は文章のみで何とかお伝えしています。
検疫スタッフが記入した書類に目を通し、まずはどこの国から来たか、体調などを聞かれます。
そして、「入国される方へ検疫所」これもらってますか?と「入国される方へ検疫所よりお知らせ」と書かれた紙を見せられました。
いや、もらってないです。
というか、何かをもらうタイミングはどこにもなかったんですけど…本当は機内で配られるものだったのでしょうか?
それはさておき、その紙に書かれてる説明をスタッフから順番に受けます。
そしてわざわざ下線で「御本人で以下の空欄に記入してください」とある記入欄には、スタッフがササっと記入しました。
最後に「検疫官から説明を受けました」と記載のある要請書に署名記入します。
ここはさすがに自分で記入しました。
確か(記憶が定かではない)もう1枚記入する用紙があり、それは滞在先の住所や外出自粛期間の日程などを記入するものだったと思います。
それを記入するにあたり、これから14日間、どこでどう過ごすかも聞かれます。
その用紙は別のスタッフに渡し、再び確認です。
ここで予想できない会話が繰り広げられます。
スタッフ「施設に滞在後、自宅へレンタカーで帰宅ですね。」
私「2日滞在が終わったら別のホテルに1泊してレンタカーで帰宅予定です。」
スタッフ「あー、そうなんですね。どちらのホテルですか?」
私「○○ホテルです。」
スタッフ「え、それどこですか?」
私「成田駅のすぐ近くです。」
スタッフ「そこまでどうやって行くんですか?レンタカーとかですか?」
私「え、待機施設から成田駅までのバスに乗るつもりなんですけど、そのバス無いんですか?」
スタッフ「ああ、なるほど。でもレンタカー借りるんですよね?」
私「成田駅近くのレンタカー予約してます。」
この会話は突っ込みどころが多すぎるので特に言及せずに次へ行きます。
確かこのタイミングで、(これも記憶が定かではない)この用紙をもらいます。
そしてPCR検査です。
鼻に棒を突っ込まれるのは顔が歪みます。ちょっと辛いけど我慢。
これでPCR検査に関する一通りの行程は終了です。
その先にまた待機スペースがあり、何人か揃ったところで職員に連れられ、ようやく預け荷物を取りに行きます。
荷物引き取り所には検疫探知犬もいて、必要に応じてここで荷物チェックがあります。
最後にスタッフに携帯品・別送品申告書を渡して、最終的な入国者待機場所へ向かいます。
入国者の待機場所については次のページへ!
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