【20th Anniversary】マドリードでEXPLOSIONS IN THE SKYのライブを見に行きました。

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日時:2020年2月2日(日)
会場:Sala La Riviera (Madrid)
料金:28,50€
アーティスト:EXPLOSIONS IN THE SKY

大好きなEXPLOSIONS IN THE SKYがスペインに来た!

2020年のライブ初めです。そしていつの間にか2月なっていました。そしてこれは2月唯一のライブ。本当はもっと行きたかった…

スペインで国外アーティストのライブを見るのはこの日が初めてでした。

目次

どんなライブ?

EXPLOSIONS IN THE SKYはアメリカ、テキサス州で結成された、ポストロック・インストゥルメンタルバンドです。

2019年が結成20周年ということで、去年からツアーを行っていました。

前日の2月1日、リスボン公演からヨーロッパツアーが始まり、この日マドリード公演を迎えました。翌日はバルセロナ公演です。

2019年の5月には来日しており、東京ではAFTER HOURSというフェスに出演、大阪では単独公演を行いました。

私も行きたかったのですが、仕事や時間の問題で行けず。

しかし、私がスペインにいる時にヨーロッパツアー、マドリードとバルセロナ公演があるではないか!

このバンドは今まで5回ライブを見ていて、マドリードで通算6回目となります。それくらい好きなバンドなのです。

初めて行った2012年のフジロックで、何の知識もなく彼らのライブを見てみることに。

するとこれが大当たりで、それまで感じたことのない衝撃を受けました。泣けた。

ライブが終わったら本当に放心状態で、こんな経験はもう2度と無いと言っていいと思います。

人生で1番のライブでした。

その感動をまた味わうべく、彼らのライブには何度も行っていますが、結局2012年のフジロックを超えることはありません。何も知らない状態で見たのが良かったのでしょう。

それでも彼らのライブはいつも本当に素晴らしい。だから見れる時は必ず見ます。

会場のSala La Rivieraはどんなところ?

ここは2019年11月7日に行ったことがあります。

こちらの記事を参照ください。

この日のスタート時間は20:30なのですが、残念なことに、私は直前まで20:30オープンだと勘違いしていました。

スペインではオープン時間とスタート時間を表記せず、スタート時間だけを表記することも結構あります。

しかし蓋を開けてみたら実はそれがオープン時間だったり、たまに適当なんですよね。

そして日曜日なので開演が早いのです。次の日は仕事の人も多いことから、普段より時間が早まるのはよくあることです。

急いで会場に向かうと、20:20頃に会場到着。するとスペインで見たことのない長蛇の列が。

奥に黄色く光っているところが入口。
後ろにもこんなに列が

あと10分で開演なのに、見た感じ500人程が入場できていません。

どうしてこんなことが起こるか、説明します。

まず、チケットには整理番号がありません。基本的に先着順で入場できます。

そして、20:30スタートなので、20:30に間に合うように入場しようとするのがスペイン人らしい発想です。

しかし、多くの人が20:30入りを目指すので、こういうことが起きます。開演時間直前に大渋滞が起こるのです。

もちろんいいポジションを取るために、もっと早く来て早く待機する人も沢山います。

この会場では入場前にしっかりと荷物検査・ボディチェックが行われるので、時間がかかるのです。

例の如くこの日もマイボトルを持ってきていたため、入口付近に置いていくことにしました。飲食物の持ち込みは禁止されています。

私が会場に入ったのは20:30過ぎ。

前方やPA付近は既に埋まっており、まともに見れそうな場所をなんとか確保。

そしてライブが始まったのは20:50分頃でした。

遅れた理由は間違いなく、客の入場が間に合わなかったからでしょう笑

EXPLOSIONS IN THE SKY

彼らはいつも演奏を始める前に、ギターのムナフが挨拶、軽くMCをします。

ここはスペインということで、全てスペイン語であいさつしました!

動画はMCの途中からです。

“Somos EXPLOSIONES EN EL CIELO. Vamos.”

スペイン語で話すだけで盛り上がる。

これが最初で最後のMCです。

1曲目はファーストアルバムの冒頭、”A Song For Our Fathers”です。このツアーではこの曲から始めています。

続いて定番曲”Catastrophe and The Cure“。

そして3曲目に、ライブのラストを飾ることが多い超名曲、”The Only Moment We Were Alone“を投下。

この曲は終盤で徐々に演奏が止まり、ゆっくりとしたアルペジオから大爆発するパートがあります。

その直前の静寂の部分でガヤガヤと話している人も多く、静かになりません。そこでどこからともなく何人かの観客が「シーーーッ」っと言い、話をしていた人も止めて静かになるのが面白かったです。

20周年ツアーなので、今までのアルバムから満遍なく演奏します。”Have You Passed Through This Night?” “Magic Hours” は今回のツアーでセットリストに入って、ライブで初めて聞けました。

私は5枚目の”Take Care, Take Care, Take Care”が好きで、このアルバムからは”Let Me Back In”をプレイ。

最後は”Colors In Space“で、虹色のライトとスモークと共にステージを去りました。締め方も美しい…。

曲数は11と少ないですが、1曲が長いので、約2時間のフルセットライブなのです。

EXPLOSIONS IN THE SKYのアルバムはこちら!

https://tower.jp/artist/340032/Explosions-In-The-Sky

セットリストはコチラ。

https://www.setlist.fm/setlist/explosions-in-the-sky/2020/la-riviera-madrid-spain-2398fca3.html

最後に

20周年記念ツアーということで、近年全然ライブでやっていなかったファーストの曲や、日本で聞いたことがなかった曲を聞けてとても良かったです!

ただ、彼らのライブに関しては日本で見る方が良いと思いました。

どうしてもライブ中に喋る人や、途中でビールを買いに行く人がいて、フロアが全体的にガヤガヤしています。それによって雑音が発生し、不必要な音が生まれていたからです。

もちろん喋るのも、ビールを買いに行くのも全く悪いことではありません。しかし、やはりステージ以外の部分が気になると集中し続けるのは難しいです。

EXPLOSIONS IN THE SKYのライブに関しては、じっくりステージだけを見て一音も逃したくないというか。

日本のオーディエンスは静かすぎると言われていますが、その反面、ステージに集中して、ある意味では究極的に音楽を楽しんでいるのかもしれません。EXPLOSIONS IN THE SKYのようなバンドには日本の客は合っているのではないでしょうか。

お読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

2019~2020年、スペインにワーキングホリデービザを使って滞在していましたが色々あって早めに帰国。
スペインの音楽(ロック・インディ・オルタナ)が好きなので、日本語で情報発信しようと思います。

おいしいラーメンを食べたい。

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