ドライブインシアターをドライブインコンサートに。車の中なら安全?

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世界で次々とライブやフェスの延期・中止が発表されています。

スペインでも6月末までのフェスはほとんど延期・中止を発表しており、次は7月以降のフェスのアナウンスが待たれます。

お隣のポルトガルでは9月末までフェスティバルは禁止されました。

スペインでは音楽フェスに関してのガイドラインなどが特に発表されておらず、おそらく主催者もキャンセルしようにもできないという状況なのではないでしょうか。

コンサートもフェスもまだまだ先だな~と思っていましたが、アイデア次第でコンサートは意外とできるものです。

以前オンラインでのコンサートやフェスについては触れましたが、

このように家から配信するのではなく、文字通りの生の「ライブ」、しかも屋外コンサートを行う方法がありました。

ドライブインコンサートといういい方法があるものですね。

目次

車の中でコンサートを楽しむ「autoconcierto」

新型コロナウイルスの流行以降、ドライブインシアターの活用が注目されています。

このドライブインシアター、私は名前くらいしか聞いたことがないのですが、日本ではバブル期に流行ったみたいです。2010年を最後に日本のドライブインシアターは全て閉鎖になりました。

車に乗ったままで映画を楽しめる施設のことで、屋外の巨大スクリーンに映画を映し、大量の車は駐車場に並び、音は車のオーディオを利用します。

そして、これを音楽のコンサートに流用する国が出てきました。

5月2日にデンマークのシンガーソングライター、マッズ・ランガー(Mads Langer)が「ドライブインコンサート」を開催。

http://amass.jp/134141/

5月5日にはドイツのクラブ、Indexが「ドライブインレイブ」を開催しました。

http://amass.jp/134260/

以前は考えられなかった方法、と言うかこのような手法を取る必要がなかったわけですが、今後も世界でこれの真似をするアーティストは増えていくと思います。

そしてスペインでもドライブインシアターでライブが開催されそうです。

スペインでも「autotour」

バスク地方のバンドBELAKOがドライブインシアターツアーを6月に開催することを発表しました。

MadridDeniaGetxo、3都市のドライブインシアターを巡るツアー形式で開催します。デニアはアリカンテの海岸の町、ゲチョ(と読むのでしょうか)はビルバオ近くの都市です。

そしてこれ、車だけでなく自転車でもアクセスできるそうです。

自転車の場合、音響やセキュリティはどういう形になるのでしょうか?

さらにこのツアーのドキュメンタリーも撮影するみたいですね。

BELAKOは5月に”PLASTIC DRAMA”というアルバムをリリース予定で、前後にツアーも発表されていました。

それがコロナウイルスの影響で新譜発売は延期、ツアーは中止です。

というか、私それのマドリード公演に行こうとしてました。中止になり残念。コロナめ。

実は彼ら、2017年に日本に来ていたりもします。私はこの時も見に行けなかった…

このBELAKOというバンドは今年、イギリスのREADING & LEEDSフェスの初日/2日目メインステージへの出演も決まっており、今年は精力的な活動が予定されていました。

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この記事を書いた人

2019~2020年、スペインにワーキングホリデービザを使って滞在していましたが色々あって早めに帰国。
スペインの音楽(ロック・インディ・オルタナ)が好きなので、日本語で情報発信しようと思います。

おいしいラーメンを食べたい。

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