2020年7月中旬、スペインから日本へ帰国した時に利用したカタール航空(QATAR AIRWAYS)について書きます。写真多めです。
コロナウイルス流行中にカタール航空使ってみてどう?
感染対策もしてるし、価格も安くて最高。
スペインなどヨーロッパから日本への帰国は、カタール航空、おすすめです!
カタール航空を選んだ理由
カタール航空を選んだ最大の理由は
料金が安かったから。
これに尽きます。
私が予約した日の料金は303.82 EURでした。
日本円にすると約37,500円です。
4万円以下でヨーロッパと日本を繋いでくれるのはありがたすぎます!
ただし、毎日この値段ではありません。料金は日ごとに異なります。
最安値の日は複数あるので、まずはカタール航空の公式サイトのカレンダーで料金を確認してみましょう。
予約
予約はカタール航空の公式サイトからがおすすめです。
スカイスキャナーで検索して色々さがしてみましたが、結局公式サイトからの予約が1番条件が良かったのです。
公式サイトからの予約には様々なメリットがあります。
席を指定可能
旅行予約サイトからだと席は窓側・通路側しか決められなかったりしますが、公式サイトでは席の選択が可能です。
機内の前方、後方、窓側、通路側、翼の近く、現在のほかの乗客の予約状況などを考えて、好きな座席を選ぶことができます。
私は翼の見える窓側を選択。長距離フライトではトイレのことを考えると、人に気を使わない通路側も良い選択肢なのですが、現在の状況では満席に程遠いため、窓側の方が良いと考えました。
選んだ席は後日変更もできます。
選べる機内食
カタール航空では事前予約で機内食の選択ができます。
豊富な15種類の中から選べるので、宗教や健康の関係で通常の機内食が食べられない人でも安心です。
- アジアン・ベジタリアン食
- オリエンタル・ベジタリアン食
- グルテンフリー食
- ヒンドゥー教徒食
- フルーツの盛り合わせ
- ベジタリアン・ジャイナ教徒食
- ベジタリアン食(ビーガン)
- ベジタリアン食(卵・乳製品を含む)
- ベジタリアン食(生野菜)
- 低カロリー食
- 低コレステロール・低脂肪食
- 低乳糖食
- 低塩分食
- 糖尿病食
- 高消化食
全ての機内食を変更することもできますし、例えば
マドリード→ドーハ:変更なし、ドーハ→成田:グルテンフリー食
このように分けて選ぶことが可能です。
確信を持てるわけではありませんが、個人的には機内食変更はおすすめします。
その理由は、実際今回私が利用してみて、通常メニューの機内食があまり美味しくなく、栄養バランスもいまひとつのように思えたからです。
それならばある程度味が想像できるような指定の食事をリクエストした方がいいのではないかと思いました。
変更手数料無料(期間限定)
日付けの変更、また目的地の変更を何度でもご利用いただけます。(2020年12月31日ご出発分まで)
出発地の変更はもとの出発地と同国内から、また目的地は5,000マイル(約8,000km)以内の都市へ変更可能です。
https://www.qatarairways.com/ja-jp/travel-with-confidence.html
このご時世なので、急な用事でフライトを変更せざるを得ない場合もあるかもしれません。
そんな時でも2020年12月31日までなら手数料なしで日程を変更できます。
ただしこの変更を適用できるのは出発の3日前までです。
格安アップグレード
搭乗日の1週間程前にカタール航空からメールが来ました。
650ユーロ(約8万円)追加支払いでビジネスクラスへのアップグレードができる限定のオファーとのことです。
ビジネスクラスを普通に予約すると3150ユーロ(約38万円)です。
そう考えたらかなりお得にアップグレードできますね。
今回私は節約して帰国することが重要だったのでアップグレードしていません。
もし興味がある方は、格安でビジネスクラスに乗れるので、この機会を狙ってみるのがいいと思います。
行程その1 マドリード~ドーハ
マドリード・バラハス空港
今回はメトロ(地下鉄)で空港に行きました。
メトロで空港に行く場合、もしくはその逆で空港に着いてからメトロを使って移動する場合は通常の料金に加えて3ユーロが必要となります。
駅にある機械からチャージすることが可能です。操作が分からなかったら係員に聞きましょう。
この3ユーロは当日限りしか使えないので、数日前にチャージや購入しておくことはできません。
そしてこれが1番大事なのですが、バラハス空港にはターミナルが4つあり、メトロの駅では1・2・3(Aeropuerto T1-T2-T3)と4(Aeropuerto T4)で分かれています。自分の航空会社はどのターミナル発なのかをあらかじめ確認しておき、降りる駅を間違わないようにしましょう。
今回利用したカタール航空はターミナル4です。
改札を出てターミナルに向かおうとすると、係員に声をかけられます。
オリーブ色の服を着た係員です。
その人に自分が予約便の情報を見せましょう。携帯電話の画面でも、紙に印刷したものでもいいです。どこに行けばいいか教えてくれます。
おそらく空港を利用する人以外はここから先は進めないのでしょう。
すぐ近くにある掲示板で自分の便と、チェックインする場所を確認します。
1つ上がって0階にある飲食店はやはり閉まっています。
チェックインをするのは2階(日本感覚だと実質3階)です。
上の番号を確認して、自分の利用する航空会社を見つけましょう。
チェックインカウンターを見つけたら並んで手続きをしましょう。
ここで荷物を預けることになるので、荷物の移動や確認はその前に済ませておきます。
ちなみに荷物は30kgまで預け入れ可能です。複数に分けても30kgまでならOK。
カタール航空は離陸60分前にチェックインカウンターがクローズします。
搭乗口は20分前に閉まります。
国際線は特に余裕を持ったスケジュールで行動した方がいいです。
その次は手荷物検査です。
今改めて見ると結構人いますね。
機内に持ち込める水分量は決まっているので、飲み物を持っている人はその前に飲み干すか、捨てるしかありません。
手荷物検査を終えたら免税店ゾーンが待っています。
最終目的地が日本で乗り継ぎがある場合、乗り継ぎ空港の手荷物検査で飲み物は没収されます。
スペインなのでハムが売られていますが日本に持ち込みはできません。美味しいスペインのハムはスペインで食べましょう。
免税店でも営業しているのは数店舗のみで、特にアパレル関係はほぼ閉まっていました。
手荷物検査を終えたら飲み物が欲しくなるかもしれません。そんな時でも自動販売機があちこちにあるので安心です。
写真右にあるWHSmithでも水は売っていますが、1本3.85ユーロとめちゃ高いです。意外と自動販売機の方が安かったりします。
ゲートの近くにはパスポートコントロールです。
手前には消毒ゾーンがありました。こまめに消毒をしましょう。
搭乗口付近に来ると、何やらフェイスシールドを着けて並んでいる列があります。
私が乗る便でした。
なんとカタール航空の乗客は必ずフェイスシールドを着用しなければならないみたいです。
そしてこれは、終点まで着けていなければなりません。
飛行機は密室ですからね。可能な限り感染の可能性を排除しようということでしょうか。
7月4日から義務化されたみたいです。
搭乗の時間が来ました。ゲートからはバスで飛行機に向かいます。
ようやく搭乗です。
マドリード→ドーハ
機内はガラガラとまでは言えませんが乗客はまばらで、隣には誰もいません。
おしぼり、ヘッドフォンに加えて、Protective Kitなるものが配られました。
中身はマスク、グローブ、ハンドサニタイザーの3点セットです。必要に応じて使いましょう。
シートはこんな感じ。赤紫がいい色しています。
このプレッツェル、サワークリーム味が絶妙でウマいです。
モニターです。しかしこの後画面の揺れが止まらず勝手に操作され使えなくなりました。というわけでとなりの席のモニターを使っていました。
リモコンです。しかし感度はイマイチで、スライドしたいのにタップされたり、タップしたいのに反応しなかったりと、こちらも使い勝手はイマイチ。
16:40頃、最初の食事です。
メニュー表は無いので、クルーが「どれがいい?」と一人一人に聞くスタイルです。
メインはChicken Basquaise。若鶏のバスク風といったところでしょうか。
チキンをトマトで煮込んだような感じでした。右上の豆は想像通りの味。
真ん中の白いのはコーヒー風味のムースです。甘すぎて残しました。
ちなみにGODIVAのチョコレートとミルクはこれから登場する機内食にも登場します。
このミルクは何に使うのか謎です…。
トイレはこんな感じです。
便座の上にシートが乗っていますが、おそらくこれ、誰かがトイレを使った後、その都度クルーが新しいものを乗せています。その時に色々拭いたりしていると思います。
夕方になり徐々に暗くなってきました。
そして夜20:00頃にはおやつ?がありました。
何種類かあったのですが、その中から野菜とチーズのパイをチョイス。
野菜はブロッコリーとリーキ(西洋ネギ)です。
味はそこそこですが、少し重かったので0.5個残しました。
そんなこんなでドーハに到着です。次のページはドーハ~成田間の模様を紹介します。
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