【Alerta Roja】SNSのタイムラインが真っ赤に染まる【Hacemos Eventos】

スペイン音楽

どうも。

日本に帰国して2ヶ月が経ち、スペインのことにすっかり疎くなってしまいました。

9月17日にインスタグラムを見ていたら、タイムラインが真っ赤に染まっていました。

ミュージシャンやバンドが一斉に赤い画像をポストし始めたのです。

#Apoyo17S #AlertaRoja #HacemosEventos #RedAlert #WeMakeEvents

どの投稿にもこれら5つのハッシュタグが並んでいます。

これはどういう意味なのでしょうか。何が起こっているのでしょう。

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Alerta Rojaとは

Alerta Roja=Red Alert、赤い警告。

つまり”緊急事態”ということです。

Alerta Roja Eventos - Alerta Roja Eventos
MOVIMIENTO DE UNIFICACIÓN SECTORIAL DE LA INDUSTRIA DEL ESPECTÁCULO Y LOS EVENTOS ÚNETE RELLENANDO UNO O VARIOS DE LOS SIGUIENTES FORMULARIOS: Organizaciones Em...

Alerta Roja Eventosというオフィシャルホームページもあります。

このalerta rojaとは何なのか。何が緊急事態なのか。

簡単に説明します。

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Alerta Roja Eventosの背景

コロナウイルスの影響により、スペインでは3月14日以降、”イベント”をほぼ開催できていません。

6月21日には警戒事態が解除となり、外出制限が緩和。仕事を再開できる人も増えました。

7月からは、キャパシティの大幅な減少と、人と人との最低限の距離を確保したうえで、コンサートが開催できた時期もありました。

しかし7月中旬頃からまた感染者数は再び増え始め、人が集まるイベントは開催不可能に。

そうなると、3月14日からの警戒事態期間と同じように、仕事がなくなる人や組織が溢れます。

イベントに関わる人や組織、具体的には

ミュージシャン、クルー、プロモーター、ライブハウス、フェスティバル、照明や音響スタッフ、会場の設営者、イベントで働くバーの従業員、ケータリング、見本市、フォーラム、レコーディングスタジオ、プロデューサー、イベントに関わる組織、協会、連盟、会社、文化関連イベントで働く人々やスタッフなど

数多くの人が仕事を失ってしまうという影響が出ています。

しかし、彼らに政府からの具体的な援助や補償はありません。

そこで、現在の文化を取り巻く危機的な状況、”文化”が欠如している現状を目に見える形で表現するため、9月17日にでデモが開催されました。

ハッシュタグ”#Apoyo17S”とは、Septiembre=September=9月17日のApoyo=Supportということです。

当日は全国23都市でデモを開催。

デモの参加には事前予約が必要で、コロナウイルス対策も兼ねたマニュアルも完備。

MANUAL_ASISTENCIA_17S.pdf

デモでは、イベントでもよく使われるようなフライトケースが使用されました。

仕事がないことの象徴として、ケースの中身は空っぽです。

デモの模様はこんな感じ

YouTubeで「alerta roja evento」と検索すると色々出てきます。

イベントは“文化”に直結します。

その文化を作るのは”人”です。

そして現在はその人が働けないことで、文化を継続・創造することが困難となっています。

言ってしまえば、文化とは人が作り出すもの。

文化は誰かが特別に持っているものでもなく、色もない。

つまりすべての人に必要なものです。

文化が失われると、すべての人に影響が出てきます。

そのような想いと共に、カルチャーに関わる人々を取り巻く現在の危機的な状況を伝え、政府からの援助、現在の特殊な状況に適応する法律や、強固な基盤を作るワーキンググループの創設を要求するのがこのデモの目的です。

この投稿をInstagramで見る

#AlertaRoja #HacemosEventos #RedAlert #WeMakeEvents #Apoyo17S

Sonorama Ribera(@sonoramaribera)がシェアした投稿 –

ミュージシャンだけでなくフェスティバルも赤い写真を投稿。

コンサートが開催される会場もなども投稿。

マドリードのWiZink Centerは建物を赤く光らせてムーブメントへの賛同を表明しました。

このような活動はスペインだけではなく、フランス、アメリカ、オランダ、イギリス、ベルギー、ドイツなどでも以前行われていたそうです。

#WeMakeEvents

こちらがWe Male Eventsのオフィシャルサイト。

9月30日がGlobal Action Dayに設定されているようです。

果たして今後各国の政府から何らかの支援策は提示されるのでしょうか。

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個人的な意見

文化関連の仕事をしている人だけ特別扱いするわけないだろ、と思う人もいるかもしれませんが、文化とはそれを生み出す人だけに関係のあるものではありません。

文化を生み出す人や仕事として携わる人だけでなく、享受する人、つまり全員に関わりのあるものです。

食や医療のように、すぐに必要なものではないのかもしれません。

しかし、食や医療に関わる人を支えているのもまた文化だと思います。

このデモが原因で感染が広まったら嫌だなとは思いますが、もちろん感染対策をしつつ、リスクを負って政府に抗議をするという意思の表れなのかもしれません。

日本を見ると、デモという表現方法が未だに浸透していませんが、主張をはっきりと言い、目に見える形に表す、やり方は私たちも見習うべき部分があると思いました。

お読みいただきありがとうございました!

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