【B級グルメ】海なしマドリードのファストフード、イカリングサンド

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スペインの首都、マドリード。イベリア半島の真ん中にある内陸の都市です。

この都市で有名なB級グルメ、ファストフードが、

イカリングサンド

なんだとか。

スペイン語で “Bocadillo de Calamares“( ボカディージョ・デ・カラマレス )といいます。

海無し内陸都市なのにイカが有名? 不思議です。

でもどういうわけかマドリードには結構あるんですよね。

イカリングサンドイッチを食べてみようということで、友人と行ってきました。

目次

なぜマドリードでイカ?

気になって少し調べてみました。

昔、16世紀のカトリック改革の頃、キリスト教の四旬節の間は、肉を食べることが禁じられていました。その時は肉の代わりに魚介類や豆類を食べていたと。

当時交通手段はそんなに発達していなかったものの、内陸部の都市からとても需要があったため、イベリア半島北部の海から魚介類が輸送されるようになった。

みたいなことが書かれていました。

歴史のことは詳しくわからないので、何となく分かったら次に進みましょう。(適当)

Bar La Campana

今回訪れたのはこちら。

マドリードのPLAZA MAYOR(マヨール広場、中央広場のことです)の近くにあるお店です。

結構人気らしく、Googleマップの口コミ数も5000超え。

“NO SE ADMITE PAGO CON TARJETA DE CRÉDITO”と書かれており、支払いは現金のみ。

また、持ち帰りも可能です。大きな店ではないので、座れないこともあります。そんな時には買って外で食べたり、持ち帰るのもアリ。

Bocadillosがサンドイッチの種類です。

サンドイッチといっても、日本人が想像するようなサンドイッチの形ではなく、細長いパンに具材を挟めるスタイル。

イカの他にトルティージャ(卵焼き)、ベーコン、ソーセージ、カタクチイワシなど、色々あります。

イカは1皿の単品6ユーロでも注文できるようです。

私の注文は

  • ビール :一杯2ユーロ
  • イカリングのサンドイッチ: 一個3ユーロ
  • ビールにはオリーブが付いてきます。

これで合計5ユーロです。安いです。

サンドイッチとビールで終わり?かと思うかもしれませんが、普通の人はこれで満腹になります。

それどころか、食べきれない人もいると思います。

デカイ笑

持つと大きさが分かりやすいでしょうか

他の人が食べているのを見てデカイのは分かっていましたが、いざ自分のを見ると、これ食べ切れるかなと思いました。

何のギミックもない、パンにイカリングのフライを挟んだだけのものです。これがマドリードのB級グルメ。

イカリングは塩気がありますが、塩辛さではないので、とてもちょうど良い味付けです。そんなにしつこい油っぽさはありません。

パンは普通。ああ、パンだ。って感じです。

ビールとオリーブは相性が良いですね。

ボリュームがありすぎて、はっきり言ってこれで満腹になります。

個人的に単品では食べきるのはなかなかキツいと思います。

ビールに付いてくるオリーブが味変アイテムとなり活躍してくれました。持ち帰ってレタスとか入れたい笑

ビックリするほどシンプルな料理ですが、観光客・スペイン人問わず客足は途切れず、どんどん売れる。本当に人気なんだな。

最後に

右の人は持ち帰り用にして、店の外で食べていますね。

イカリングのサンドイッチ、おいしかったです。

マドリードにいるときに節約したい、満腹になりたい時はとても良い選択肢ではないでしょうか。

もちろんここだけではなく他にもイカリングのサンドイッチを出す店はあります。ここが有名らしいです。↓

お読みいただきありがとうございました!

余談

青森県にはオレンジハートというローカルコンビニエンスストアがあります。通称「オレハ」。

そこでイカリングサンド、売っています!

日本人が想像するようなサンドイッチに、イカリングとタマゴが入っています。

オレハではサンドイッチの他にも手作りの総菜やおにぎり、お弁当を売っています。私も何度か行ったことがありまして、その中でもイカリングサンドは大好な商品です。こっちの方がマドリードのイカリングより美味しいと思います。

というローカル情報でした。

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この記事を書いた人

2019~2020年、スペインにワーキングホリデービザを使って滞在していましたが色々あって早めに帰国。
スペインの音楽や文化などを日本語で情報発信しようと思います。

おいしいラーメンを食べたい。

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