(※2020年7月時点の情報です。現在は結果が異なるかもしれませんので、各自で比較してみてください!)
コロナウイルスの流行中、外国から日本に帰国しても、自宅までの道のりは長い。
関東・関西以外の地方在住者は空港から自宅まで、長い距離を移動しなければなりません。

空港での検査結果が陰性でも、電車、バス、飛行機、タクシー、公共交通機関は使えない。
これどうやって家に帰るの????

14日間ホテルに泊まるか、レンタカーだね。
ホテルは出費がかさむし早く家に帰りたいから、レンタカーを使おう!

でも調べてみたらレンタカーも結構高い…
帰国者、特に地方在住者にとって、どうやって自宅までたどり着くかは大きな悩みの種ですよね。
基本的に空港からの帰宅手段は4つです。
- 14日経過まで(公共交通機関が使えるようになるまで)ホテルで待機
- レンタカーを乗り捨て後、家族や友人に迎えに来てもらい帰宅
- 家族や友人などに空港に迎えに来てもらう
- ハイヤー
迎えに来てくれる人がいるならいいのですが、自分で移動するとなると結構な出費を伴います。
自分で移動すると言っても、空港から遠い県に家がある場合はいったいレンタカーでいくらかかるんだ…。
日本に到着後、できるだけ安く家へ帰るにはどうすればいいか。
今回の記事では、
2. のレンタカー乗捨で帰宅をする場合、どのレンタカー会社を使えば最も安く帰宅できるのか。
検証と実践をした結果を書いていきます!
結論から言うと、ニッポンレンタカーかトヨタレンタカーの2択でした。
空港から遠い地方在住帰国者の悩み
私は2020年7月にスペインから帰国しました。青森県に家があるので、果たしてどうやって帰宅しようか、方法はかなり考えました。
例えば家が埼玉や群馬などにある場合、成田空港から近い場合は家族や友人に迎えに来てもらう方法はいいと思います。
車をレンタルしなくてもいいので費用は抑えられるのが大きいです。
しかし例えば岩手県や石川県、成田空港から中国地方に行く場合など長距離運転になる場合は、
・わざわざ感染者が多い関東や関西まで出向かせることになる。前泊も必要になる可能性大。
・往復で1,000km以上走る場合もあるので、体力的にキツイ。疲れた体で安全運転できる?
という理由から、迎えに来てもらうのはあまりおすすめできません。
そうなるとやはりホテル待機かレンタカーです。
どちらも出費はかさむものの、レンタカーのいいところは、早く自宅に帰ることができるという点です。
工夫をすればレンタカーでも費用を極限まで抑えられます。
そのためにいろいろと調べ、私なりに導き出したベストの答えがニッポンレンタカーを利用することでした!
ニッポンレンタカーにした理由
ニッポンレンタカーが1番良かった理由を説明していきます。
理由はもちろん、「1番安かったから」です。
レンタカー予約、その前に…
確認しておかなければならないことが4つあります。
①レンタカーを乗り捨てた後、そこから自宅への移動手段確保。
レンタカーで帰るということは、自宅の近くにあるレンタカー営業所で車を返却、乗り捨てる(ワンウェイレンタル)ということです。
家に行くのではありません。レンタカーの営業所に行くのです。
つまり、車を返却した後の帰宅手段を確保すること。
これが前提条件となります。
ほとんどの人は営業所から徒歩で帰宅できないと思います。家族・友人などに営業所への迎えをお願いしましょう。
②自宅近くの営業所で車を返却できる?
これも大事な要素です。
あなたの帰宅する住居の近くに、そのレンタカー会社の営業所はありますか?
例えば岐阜県高山市。
岐阜県にはニッポンレンタカーの営業所が2店のみで、どちらも県の南にあります。
飛騨高山地域にはニッポンレンタカーが無いんですよね。
そうなると、高山市に住んでいる人は例えば成田空港からニッポンレンタカーを使う場合、長野県の松本市か塩尻市で返却するのが最も近い返却場所です。
ちょっと遠いですよね。
この場合はニッポンレンタカーではなく、高山市にあるトヨタレンタカーを利用することも考慮するべきです。
③閉店時間を確認
これは予約の段階で分かると思うのですが、返却予定のレンタカー営業所の閉店時間を必ず確認しましょう。
現在はコロナウイルス対策として閉店時間を早めている店舗もあるので、普段と営業時間が変わっているかもしれません。
営業時間によっては閉店時間までに返せない可能性も出てきます。スケジュールを立てるためにも、閉店時間は頭の中に入れておきましょう。
④その店舗は乗り捨て可能?
ほとんどの店舗では乗り捨てが可能ですが、対応していない店舗も稀にあります。
予約段階でもし乗り捨てができないと分かったら、他の手段を考えましょう。
予約する際のポイント
予約の際にはいくつかポイントがあります。ニッポンレンタカーを例にして見ていきましょう。
①軽自動車か乗用車か
メリット・デメリットを見比べてみましょう。
軽自動車のメリット:レンタル料金が少し安い。高速道路料金が安い。
軽自動車のデメリット:スピードが出にくい。
普通車のメリット:スピードを出しやすい。燃費がいい。
普通車のデメリット:レンタル料金が少し高い。高速道路料金が高い。
個人的には「長距離を走るなら普通車をおすすめ」します。
普通車でもレンタル料金は意外と高くないことが多いです。高速料金は高くなりますが、燃費がいい車が多いので、ガソリン代は安くなることが期待できます。
長距離を走る場合、思ったよりスピードが出ないと時間を気にして焦ったりするかもしれません。(もちろんスピード出しすぎは×)
乗り心地や操作性も一般的には普通車の方がいいと言われているので、長距離運転には向いていると思います。
②会員登録しよう!
ネットで予約する際には、同時に会員登録もしましょう。無料で特典を受けられます。
ネット入会なら年会費0円、入会費0円です。
ニッポンレンタカーでは店舗で会員登録をすると300円かかります。
特典①ご入会後初回利用が約20%割引!
20%も割引になるのは嬉しいですよね。
しかし、「最大」20%割引なので、必ずしも20%割引になるという意味ではありません。
場合によっては他のキャンペーンを利用した方が安くなる場合があるので、ホームページをよく見てみましょう!
特典②初回利用後、レンタカーポイントを1,000 POINTボーナス付与!
説明には初回利用後とありますが、当日営業所に行ってみたら、レンタカー利用当日でもそのポイントを使い、1,000円引きしてくれました!
③(必要に応じて)ETCカードをレンタルしましょう!
これも節約できる大事なポイントです。
ニッポンレンタカーでは330円でETCカードをレンタルすることができます!
平日は料金が変わりませんが、土日はETCを利用することで高速料金を安くすることができます。
レンタカーの予約を終えたら出発の店舗に電話をして、ETCカードを確保してもらいましょう。
予約なしでもカードのレンタルは利用できますが、店舗に在庫がない可能性もあります。必ず電話予約しておきましょう。
ETCの割引を適用するためには、土日にレンタカーをつかえるように予めスケジュールを立てておくのが大事です!
④更に節約するには???
ここまで色々と比較したり、お得に使う方法を紹介してきましたが、
そうは言ってもレンタカーって高いですよね。
自宅が成田空港や羽田空港から離れれば離れるほど利用料金は高くなります。
そこで1つ、せこい提案です。
例えば、青森県に住んでいる人は、秋田県や岩手県に返却。
島根県に住んでいる人は、鳥取県で乗り捨て。
そうすると、さらに安くなる可能性があります。
私が利用した時は、1県またぐごとに12,000円高くなるように設定されているみたいでした。
つまり、千葉県成田市から出発すると、青森県の方が秋田県・岩手県より12,000円高く、
秋田県・岩手県の方が宮城県・山形県より12,000円高かったのです。
しかし今はそれが廃止され、(参照:乗捨手数料改定のお知らせ)営業所間の距離で料金が決まっているみたいです。
つまり、同じ県内でも返却営業所によって料金が違います。
営業所から迎えに来てもらう人には少し長く運転させてしまうかもしれませんが、もしそれで節約できるならやってみてもいいかと思います。
次のページでは各社の料金を比較します。まさかの結果に言葉を失いました。
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